仮面展によせて

第三回幡ヶ谷仮面展終了に際し、主催者からのコメントをいただきました。


仮面展によせて

仮面展…いいですよね。知り合いで物づくりしてる連中に「仮面作らない?」というと大体ちょっととまどうのですが、半分は「やってみようかな…」となる。仮面て魅力的なんですよね、飾りやすいし。
最初は仲の良い店の空いてるスペースで、何かやろうかという程度のちょっとした思いつきだったのですが、第3回までやると参加者も増えるし、観覧者も増えていくんですよね。そうすると新しい人間関係も出来ますし、そこからまた別のアクションも産まれてくる。
そうか、所謂「できる」人達はこういう事をどんどん派手に成長させていくんだなあ…と、そんなふうに感じました。しかしこの平和なイベントを続けていくのなら、へんに欲張ってはいけないなと、リラックスして楽しめる祭にしなければいけないなと、思うんですよね。それはもう一人の主催者シロさんとも一致していて、何か「地元のお祭り」という平和な感覚をキープしなければいけないなと思うんです。そのうち区議会議員が挨拶させろとか来たらどうしよう…なんつって(笑)

2020年10月26日 小林

 


過去2回8月に行ってきた本展ですが、第3回は中止の予定でした。

しかし現会場が賃貸物件ではなくなるため今年開催しなければもうできないということで、コロナ対策を進め10月に開催するに至りました。

本展はアートイベントではなく誰でも参加できる祭として行っております。

また、内輪で盛り上がるのではなく、1人で見に来る人も、仲間同士で参加する作家も、性別、年齢、地位すべて関係なく、ただ楽しんで帰ってもらう、それだけのイベントです。

1人で会場に来て、数人が話していて入りにくかった、ということもあるかもしれませんが、その話している集団が初めて会った人同士だったりすることが多いのが本展であります。

来年はまずコロナウイルスの情勢と、加えて会場探しからとなります。

開催の暁には特に進化もなく、毎年変わらないゆるさが会場を包んでいれば幸いです。

 

四六三